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不快な胸の張りとその解消法について

痛みやかゆみを伴う胸の張りはなぜ起こるのでしょうか?今回は不快な胸の張りの原因と解消法について考えていきます。

バストが張ってしまうその原因~ホルモンバランス~

「普段は胸が張らないのに、生理前になると胸に張りが出る」という人は多いのではないでしょうか。

これは、不自然なことでも何でもありません。むしろ自然なことです。

女性の体には、2つの女性ホルモンが存在します。それが、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)です。

エストロゲン(卵胞ホルモン)は、女性の体を美しく見せるためのホルモンとしても知られています。

対して、プロゲステロン(黄体ホルモン)は特に妊娠を助ける・妊娠を継続させるという役割を持っています。

この2つは対になって存在し、バランスをとりあいながら女性の体を支えています。

エストロゲン(卵胞ホルモン)は、生理初日から数えて7~10日目くらいから分泌量が増えていき、プロゲステロン(黄体ホルモン)よりも優位になります。

エストロゲンが優位になっている時期は「卵胞期」と呼ばれますが、この時期の女性は、肌トラブルが少なく、髪の毛もツヤツヤしており、精神的にも安定しています。

一方、プロゲステロンはより受精卵を育てやすくするために、女性の食欲を増すという働きを見せます。

また、水分を体の中にためこむ性質も持っています。

プロゲステロンとエストロゲンのうちのどちらが優位になるかは排卵をターニングポイントとしています

排卵が起きるとエストロゲンが優位になっている卵胞期は終わりを迎え、プロゲステロンが優位になる「黄体期」へと移行します。

プロゲステロンは、生理15日目あたりから徐々に分泌量が増え始め、21日目~28日目あたりまでで特によく分泌されるようになります。

この黄体期の時期に、プロゲステロンが持つ体に水分をためこむ性質によって胸はむくみ、ときには痛みやかゆみを伴う「張り」となって私たちを悩ませるのです。

生理前の胸の張りは自然なものだけれど……

生理前に胸が張るのは、プロゲステロン(黄体ホルモン)によるものですからこれはある意味自然なことです。

ですからプロゲステロンの分泌量が落ち着く時期(生理開始後)になったら胸の張りが解消する……というような状態ならば、それほど気にする必要はないかと思われます。

しかし、「張りすぎていて痛い」「痒みも出ている」「熱を持っているようで、日常生活が不便になる」ということであるのなら、対策を考える必要があります。

1.食べ物に気を付ける

まず、食べ物に気を付けましょう。

塩辛いものは、体の内側に水分をためこむ性質があります。

プロゲステロン(黄体ホルモン)によって水分が体の中にためこまれているわけですから、ここにさらに塩分をとったことによるむくみが追加されれば腫れがひどくなることが予想されます。

このため塩分が高いものは避けるべきです。

また、カフェインなどは刺激物となりますから、これらもできるだけ避けるようにするとよいでしょう。

2.冷却するあるいは温める

バストが腫れている場合は、冷やすことで痛みや張りが緩和することがあります。

氷嚢(ひょうのう)などを使うとよいでしょう。

ただ、あまりにも冷やし過ぎるとお肌やその下の細胞にダメージが残ってしまいますので、1日に数回、1分程度までとした方が良いでしょう。

3.下着の見直しを行う

体に合わない下着を着けていることは、バストの形を崩す原因になります

また、張りが出ているバストに対しても悪影響を与えます。

バストに合っている下着をしっかり選ぶことで胸はサポートされて上下左右に動きにくくなりますが、合っていない下着ではその作用を期待できないからです。

女性の70パーセント以上が自分の本来のサイズとは異なるブラジャーをつけていたという統計もあるほどですから、まずはブラジャーの見直しを行いましょう。

また、黄体期は、普段使っているブラジャーよりももっとサポート力の強いブラジャーを選ぶのも一つの手です。

4.薬を服用する

プロゲステロン(黄体ホルモン)の及ぼす作用の強さは、人によって違いがあります。

ほとんどプロゲステロンの影響を感じないという人もいれば、そのの影響で日常生活がままならないほどつらくなるという人もいます。

後者の場合は、PMS(月経前症候群)を疑うべきでしょう。

胸の張りに悩まされている人は一度医師の診察を受けるべきでしょう。

医師が必要と判断した場合は、イププロフェンなどの鎮痛剤が処方されますが、医師の指導の元、正しい量を服用するようにしてください

出産~授乳期に起こる胸の張り・腫れへの対策

ここまではプロゲステロン(黄体ホルモン)による影響について取り上げてきましたが、出産~授乳期に起きる胸の張りはまた別に考える必要があります

女性は、妊娠~出産~授乳の段階で胸が大きく育ちます。

これは、赤ちゃんに必要な母乳を供給するためです。

ただその過程において、胸の張りや炎症が起きることがあります。

乳腺炎というかたちで生じ、多くのママたちを悩ませます。

乳腺炎とは、乳腺に母乳が詰まったり、細菌に感染したりすることで起こります。

その原因となるのが「ストレスや免疫力・体力の低下」「胸の圧迫」「赤ちゃんがうまく母乳を飲めていないこと」などです。

このため、この時期に起きる「胸の張り・腫れ」と、「生理前に起きる胸の張り・腫れ」では対策も異なってきます。

1.ライフスタイルを考え直す

慣れない育児や赤ちゃんの泣き声、出産が及ぼす体へのダメージは非常に大きいものであり、ママに大きな負担をかけます。

赤ちゃんはかわいいけれど、体力や精紳がついていかず、心身ともに疲れ切ってしまっている人も多いかと思います。

なかなか難しいことですが、意識して睡眠時間を確保し、必要な場合は家族の手を借りるようにしましょう。

ストレスがたまった状態では、症状も改善しにくいからです。

2.乳腺のつまりの原因となる食事を避ける

乳腺のつまりを招く食事を避けることも非常に重要です。

脂肪分が多い食材は避けて、水分をよくとるようにしましょう。

クリニックのなかには、乳腺炎に悩むママのために効果的な食事を案内しているところもあります。

必要に応じてこのような食事・栄養カウンセリングも利用しましょう。

3.下着の見直しを行う

「下着の見直し」は、生理前の胸の張り・腫れを解消するためにも求められる工程です。

しかし授乳中の「下着の見直し」は方向性が異なります。

生理前の対策として使われる下着は自分のバストサイズにあっており、サポート力が優れていることが重要視されます。

しかし授乳中の場合は締め付け力の強い下着は避けるべきです。

胸の圧迫が乳腺の血行を妨げてしまうからです。

一般的にマタニティブラと呼ばれますが、授乳期用のブラジャーが売っていますのでそちらを使うようにしてください。

4.バストケアマッサージを行う

バストケアマッサージを行い、胸をほぐすのも効果的です。

ただ、乱暴な仕草や力を入れすぎて行うバストケアマッサージは痛みをもたらすこともあります。

医師の指導の元で、正しいやり方を学んで、それに従って行っていくようにしてください。

5.母乳の飲ませ方を考える

乳腺炎は、「乳腺に母乳がつまること」でも起こります。

母乳をしっかり出し切れば、リスクを下げることができます。

いつも横抱きで授乳しているという人も、ときどきは授乳の姿勢を変えて母乳をあげるようにするとよいでしょう。

また、乳首は清潔な状態にあるように心がけるようにしましょう。

このように、「胸の張り・腫れの解消方法」は、「生理前か、それとも授乳期か」によって大きく異なります。

ただし、どちらの場合でも自己判断は危険なものです。

特に痛みを伴う張り・腫れの場合は、一度医師の診察を受けてみるようにするべきです。

その裏側に別の病気が隠されている可能性も0ではないからです。

また、医師の指導があった場合は、必ずその指導に従いましょう。特に薬の量については厳守しなければなりません

Edited by

ラディアンヌ
ラディアンヌ
妊娠・出産・子育て、ライフステージや加齢によってバストや体型が変化する女性が美しく年齢を重ねていくための育乳ブラや補正下着を専門に製造販売しているメーカーです。「味気ないデザイン」「価格が高い」といった従来の補正下着とは一線を画し、さらにご購入後にご利用頂ける3つの無料のアフターサービスをご用意し、誰もが気軽に育乳ブラや補正下着を楽しんで頂くことで、これからのボディステージを楽しんで欲しいと願っています。