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生理前や生理後に胸が張って痛くなる原因について

「胸の状態」というのは、人によって異なります。

大きさやかたちが異なるだけでなく、「胸が張るか張らないか」「どんなタイミングで胸が張るのか」も異なります。

今回は特に、「胸が張るか張らないか」「どんなタイミングで胸が張るのか」について確認していきます。

胸の張りの原因となる女性ホルモンについて

「胸が張るか張らないか」「どんなタイミングで胸が張るのか」について知るために、まずは「そもそもなぜ胸が張るのか」について知らなければなりません。

そしてそのキーワードとなるのが、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つのホルモンです。

エストロゲンとは、女性らしい体つきを作るために必要不可欠なもの

「エストロゲン」も「プロゲステロン」も、両方とも女性ホルモンに分類されるものです。

この2つは、バストや卵巣の働き・変化について触れるときに、必ずと言ってよいほど取り上げられるものです。

「エストロゲン」は、卵胞ホルモンとも呼ばれています。

エストロゲンは女性の体の成長過程においてよく分泌されるものです。

8~9歳程度から分泌が始まり、初潮を迎える1年ほど前から徐々にバストを育てていく働きを持っています。

このエストロゲンは、35歳程度までよく分泌されます。

その後、閉経を迎えると分泌量が落ち込んでいきます。

エストロゲンのもたらす作用は、一般的に見て女性にとってのメリットと思われるものが多いのが特徴です

肌の調子を整えたり、髪の毛を美しくみせたり、バストサイズアップに寄与したり……といったものです。

このため、エストロゲンに似た働きをするとされている大豆イソフラボンなどの植物性エストロゲンがバストアップ効果があるとしてよく取り上げられます。

プロゲステロンは特に妊娠に深く関わるホルモン

「妊娠」という点から見た場合は黄体ホルモンと呼ばれる「プロゲステロン」の方が注目されます。

プロゲステロンは体に水分をためたり、食欲を増したり、睡眠欲をかきたてたりするものです。

この特徴だけを見ると「プロゲステロンは望ましくないホルモンだ」と思われてしまうかもしれません。

しかしプロゲステロンには、非常に重要な役目があります。

プロゲステロンは、妊娠しやすい体を作ると同時に、妊娠を継続させる効果のあるホルモンなのです

プロゲステロンの働きを受けると、子宮の内膜は厚みを増します。

これによって受精卵が着床しやすくなります。

妊娠をしたいと考えている人にとって非常に重要なホルモンであることがこの点からも分かります。

女性ホルモンはバランスをとって存在している

このように、同じ「女性ホルモン」に属するものでありながら、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)は少し異なる性質・働きを持っています。

そしてこの2つは互いにバランスを取り合いながら女性の体に存在します。

日によってエストロゲンが優位になるときと、プロゲステロンが優位になるときがあります。

これは主に「排卵」や「生理」をターニングポイントとしています。

生理が始まってから7日後~10日後くらいから、エストロゲン(卵胞ホルモン)が優位になっていきます。

この時期は特に「卵胞期」と呼ばれ、この期間中の女性の肌は整い、食欲もそれほど多くはなく、髪質も良くなるなどの変化が見られます。

体調が良く、過ごしやすさを感じることでしょう

ただ、このような好調な期間もずっと続くわけではありません。

生理開始から10日~14日目くらいのあたりで「排卵」が起こります。

排卵が起こると、エストロゲンの分泌量は落ち込む代わりにプロゲステロンが優位になり、特に生理後21日目~28日目くらいまでのあたりで分泌量が増えることになります。

また、プロゲステロンが優位になるこの時期は「黄体期」と呼ばれ、眠気をもたらしたり食欲が増進します。

このようなサイクルで私たちの体のホルモンはバランスとって存在しています。

ですから、健康的な生活で正しいホルモンバランスが保たれている人の場合、「生理前になんとなく体の調子がおかしく感じる」というのはごく自然なことでもあるのです。

生理前に出る胸の張りについて

これまでで述べたように、生理前にはプロゲステロンがよく分泌されます。

そしてプロゲステロンが水分をためこむという性質を持っている以上、生理前にバストに張りがでるのはごく自然なことです。

ためこまれた水分はむくみを呼び、むくみが張りに繋がり、結果として痛みを伴うこともあります。

このような症状は不快なものですが、「とにかく痛い。張りも尋常ではないレベルなので、日常生活を営むのもつらい」というほどの症状がある場合には病院に行った方がよいでしょう。

ただ、「痛みも多少はあるものの生理が終われば胸の腫れも解消して痛みもなくなる」という程度の状態であるのなら、あまり心配する必要はありません。

プロゲステロンの作用による胸の張り・痛みですので、ごく自然なことです。

生理後の胸の張りには注意したい

生理前に出る胸の張りは、プロゲステロンの作用によるものですから基本的には心配はいりません。

もちろん症状が気になるようてあれば病院で診てもらうことをおすすめしますが、ある意味ではごく自然な現象だからです。

ただ、生理後の胸の張り・痛みには注意したいものです。

上でも述べたように、生理を迎えて生理が終わるころには、プロゲステロンの分泌量は落ち着いています。

このため生理後には胸の張りは収まっているはずなのです。

ですから「生理が来ても、生理が終わっても胸がまだ張る」という症状が続く場合には、その原因を考える必要が出てきます。

ホルモンバランスの乱れ

まず考えられるのが「ホルモンバランスの乱れ」です。

均衡を保って、かつ一定期間で変わっていくエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れていると、生理後の胸にも張りや痛みが出ることがあります。

生理が終わってもプロゲステロンが過剰に分泌されている状態にあるということだからです。

また、更年期に差し掛かった場合もホルモンバランスが乱れ、同様の症状が見られることもあります

妊娠の可能性も否定しきれない

「妊娠」と「バストの張り」の関係についてはなかなか断言が難しいところがあります。

バストの張りやすさ・張りにくさが「妊娠のしやすさ」に関係するとする医学的根拠はないとされていますが、「生理後でも胸の張りが続くのであれば、妊娠の可能性を否定しきれない」とする医師もあります。

これは胸の張りに限った話ではありませんが、いつもとは違う症状が現れたのならば、一度産婦人科に相談した方がよいでしょう。

ちなみに「妊娠しているかどうか」は市販の検査薬で確かめることができますので、試してみることもオススメです

病気

胸の張りは、ホルモンバランスの変化だけで起こるわけではありません。乳腺症などによって起きることもあります。

このように病気が原因の場合は痛みを伴うケースが多いので、早急に病院に行くべきだといえます。

上記のように「なぜ生理後でも張りが続くか」についてはいくつもの原因があるため、なかなか自分だけでは判断できない問題です。

自己判断はやはり禁物ですから、不安があれば必ず病院に行ってください。

Edited by

ラディアンヌ
ラディアンヌ
妊娠・出産・子育て、ライフステージや加齢によってバストや体型が変化する女性が美しく年齢を重ねていくための育乳ブラや補正下着を専門に製造販売しているメーカーです。「味気ないデザイン」「価格が高い」といった従来の補正下着とは一線を画し、さらにご購入後にご利用頂ける3つの無料のアフターサービスをご用意し、誰もが気軽に育乳ブラや補正下着を楽しんで頂くことで、これからのボディステージを楽しんで欲しいと願っています。