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生理前のバストはどんな状態?排卵と胸の張りの関係とは

私たちの胸のサイズや状態は、一定のものではありません。

体型が変われば胸のサイズは変わりますし、年齢を重ねることでサイズや張りが変わることもあります。

また、1か月の間でも胸の状態は変わります。

今回は「1か月の間で変わる胸の状態」について取り上げていきます。

2つの女性ホルモンが分泌されるまで

私たちの体には、数多くのホルモンが存在します。

このホルモンについて学ぶことで、「1か月の間で変わる胸の状態」について理解しやすくなります。

まずは女性の体内によく存在するホルモンについて取り上げましょう。

私たちの体には、女性ホルモンと男性ホルモンの2つがあります。

女性の体の中にも男性ホルモンがありますし、男性の体の中にも女性ホルモンが存在します。

ただ、女性の体の中に存在する男性ホルモンの量は男性の中に存在する男性ホルモンよりもずっと少ないものですし、また男性の中に存在する女性ホルモンも女性の中に存在する女性ホルモンよりもずっと少ないものです。

女性ホルモンは、それ単体でいきなり発生するものではありません。

まずは、「性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)」が視床下部から出されることから、物事は始まります。

この性腺刺激ホルモン放出ホルモンは、「ゴナドトロビン(性腺刺激ホルモン)」を生じさせます。

そしてこのゴナドトロビンは、「卵胞刺激ホルモン」と「黄体形成ホルモン」を生じさせます。

前者は「FSH」、後者は「LH」とも呼ばれます。これは脳下垂体で発生します。また、妊娠に関係する乳腺刺激ホルモン(プロラクチン。PRLとも呼ばれる)にも関係してきます。

卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンは、さらに卵巣に対して働きかけます。

卵胞刺激ホルモンは「卵胞ホルモン」を、黄体刺激ホルモンは「黄体ホルモン」の分泌を促します。

この「卵胞ホルモン」はエストロゲンと呼ばれ、黄体ホルモンはプロゲステロンと呼ばれます。

エストロゲンとプロゲステロンは、バスト関係や生理関係の記事を読んでいるときによく目にすることのある単語だと思われます。

「バストアップ」「バストケア」「生理前・生理後の状態」を取り上げる際には、主にこの2つが「女性ホルモンである」とされていることでしょう。

しかしこの2つが分泌されるまでには、実は何段階もの手順が踏まれているわけです。

2つの女性ホルモンの働きについて

さて、この「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」ですが、同じように女性ホルモンに分類されていますが、その働きには違いがみられます

どちらも「妊娠」に関わることではありますが、作用がまったく異なるのです。

エストロゲン

エストロゲンは、「エストラジオール」「エストロン」「エストリオール」の3つに分けられます。

このなかでももっとも有名なのは「エストラジオール」です。

単純にエストロゲンと記したときは、「エストラジオール」のことを指していることが多いかと思われます。

これは非常に作用の強いエストロゲンで、成長期にバストを育てる作用があります。

また、血液検査の対象となるのも、基本的にはエストラジオールです。

エストロゲンは、異性を惹きつけるためによく使われます。

人それぞれで考え方はまったく違いますし何が正しい・正しくないということはできませんが、単純に「生き物」「動物」として人間をとらえた場合、ヒトには「次の世代に命をつながなければならない」という考えが生じるものです。

そのため、それに必要な相手(この場合は男性)を惹きつけられるように体が変化していきます。

エストロゲンは、女性の肌をつややかにしたり、髪の毛を美しくしたりといったプラスの効果を女性にもたらします

美しく、男性を魅了できるようにと変わるわけです。

エストロゲンの分泌を促せばバストアップがはかれるのではないかと考えられるのはこのためです。

プロゲステロン

エストロゲンとはまた別の働きを持つのが、プロゲステロンです。

エストロゲン(卵胞ホルモン)もプロゲステロン(黄体ホルモン)も妊娠しやすく、また妊娠を継続させやすくするためのホルモンであるといえますが、プロゲステロン(黄体ホルモン)の場合は特に後者の性格が強いものです。

受精卵用のベッドを厚くし、妊娠が滞りなく継続するように取り計らうのがプロゲステロン(黄体ホルモン)の役目です。

このため、プロゲステロン(黄体ホルモン)は、体に水分や栄養素を貯めようとして働きます

栄養がなければ乳幼児を育てることはできないからです。

また、ストレス解消や疲労解消に役立つ「睡眠」へと体を導こうとします。

この結果として、プロゲステロンが優位になっている時期というのは、体がむくみやすかったり、食欲が非常に沸いてきたり、とても眠くなったりしてしまうのです

エストロゲン(卵胞ホルモン)が女性を女性らしい体つきにしたり美しく見せたりするのに対し、プロゲステロン(黄体ホルモン)は気だるさや食欲の増進をもたらします。

そのため、しばしばプロゲステロン(黄体ホルモン)は「悪者」にされてしまいがちです。

しかしこれは女性の体の摂理であり、また妊娠を希望する人にとって強い味方となるものでもあります。

ホルモンバランスの変化について

女性の体の中に存在するエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量は、実は一定ではありません。

1か月の間に徐々に変化していきます

もともとホルモンの量はそれほど多くはないものですから目視はもちろんできませんが、体調の変化として感じる人もいるでしょう。

エストロゲンの場合、生理が終わってから排卵が始まる前の時期まで高値をマークします。

この時期は特に「卵胞期」と呼ばれており、エストロゲンの分泌量がプロゲステロンを上回ります。

そしてエストロゲンの影響で、肌のツヤがよくなったり髪の毛が美しくなったりします

ただ、ずっとエストロゲン(卵胞ホルモン)が優位な状況が続くわけではありません。

排卵を迎えると、エストロゲンの分泌量は一気に下降します。

それと入れ違うようにして分泌量が増えるのが、プロゲステロンです。

これは排卵の少し前から上昇曲線を描き、生理が始まるまで山型のかたちを描くようになります。プロゲステロンが有利になっている間は、特に「黄体期」と呼ばれます。

プロゲステロンによってもたらされる「黄体期」はなかなか厄介なものです。

プロゲステロンは、前述した通り水分を体にためこむ性質があります。

ためられた水分が胸のむくみとなり、「張り」を出す可能性があるのです

また、この段階のときに痛みを感じることもあります。

基本的には放置で構わないが……

排卵をひとつの基準として、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスは変化していきます。

そしてプロゲステロンの働きで、生理前の胸に張りや痛みなどの症状が出てくるのです

生理前の胸の張りや痛みというのは極めて自然なものですから、「生理が終わると解消される」といった状態ならばあまり心配する必要はないでしょう。

ただ、生理前の症状が非常に悪い人の場合は、なんらかの対策を講じることが必要です。

基本的にはリラックスして過ごすのがよいとされています。

半身浴をしたり、体をもみほぐしたりして静かに過ごすようにします。

「ホームケアで改善しない」「痛みがあまりにひどく、日常生活に支障をきたすレベルである」ということであれば、PMS(月経前症候群)を疑った方がよいでしょう。

PMSの場合、ひどいと判断されれば薬による治療が試みられます。

「経口避妊薬」という印象の強い「ピル」はPMSに対しても効果を示します。

なお、PMSの治療に使われる低用量ピル(低用量経口避妊薬)は副作用も強くないと言われています。

また、排卵をコントロールするのはあくまで一時的なものですから、薬を飲んだからといってもう妊娠―出産ができなくなるというわけではありません。

排卵の後に起こる「胸の張り」は、ごく自然なものです。

このため基本的にはあまり気にしないようにすればよいでしょう。

ただ、痛みが非常にひどかったり長引いたりするということであれば一度は病院にかかることをお勧めします

Edited by

ラディアンヌ
ラディアンヌ
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