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胸に張りやしこりがあって痛い場合はどうしたら良い?

「胸の張り」を感じる女性というのは、決して少なくはありません。

女性の場合、ホルモンバランスの影響によって、1か月のなかで「胸が張りやすい期間」と「胸が張らない期間」があります。

ホルモンバランスの変化による胸の張りは原則として気にしなくてもよいものですが、警戒すべきもの、治療対象となる「胸の張り」もあります。

胸が張る理由とは

女性の体は、女性ホルモンがよく分泌されている体だといえます。

エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つのホルモンが存在し、この2つがバランスをとりながら存在します。

女性の一生のなかで分泌される女性ホルモンの分泌量はティースプーン1杯程度だといわれていますが、このような極めて少ない量のホルモンによって、私たちの体調は変化していくのです。

エストロゲン(卵胞ホルモン)は、「卵胞期」と呼ばれる時期に優位になります。

エストロゲンは女性の体に対して多くのメリットをもたらすホルモンです。

エストロゲンが優位になっている期間、女性の肌や髪の毛は美しくなりますし、精神も安定します。

卵胞期は生理開始日1週間~10日くらいから始まり、排卵の時期まで続きます。

排卵が行われた1週間ほど後には「黄体期」がやっています。

黄体期は、エストロゲンではなく、プロゲステロン(黄体ホルモン)が優位になります。

プロゲステロンは女性の精紳を乱し、体のむくみなどももたらします。

また、食欲や睡眠欲を増加させます。

このためプロゲステロンはエストロゲンに比べると疎んじられることが多いものです。

しかし、プロゲステロン(黄体ホルモン)には妊娠しやすくさせ、また、妊娠を継続させやすくするという働きがあります。

黄体期において、体のむくみが見られたり、食欲や睡眠欲が増したりするのはこのためです。

プロゲステロンが優位になる時期に胸が張るのはごく当たり前のことですので、治療が必要な訳ではありません。

月経前の胸の痛みについて

プロゲステロン(黄体ホルモン)の働きによってむくみ、腫れた胸はしばしば痛みを伴います。

データによって異なりますが、「月経前に胸が痛む」と答えた人が全体の27パーセントだとする統計もあり、生理前の胸の張りやそれに伴う痛みが決して珍しくないことが分かります。

生理前に起きる胸の張り・痛みは、多くの場合、生理が始まった段階で収まります。

生理が始まってしまえば、プロゲステロンの分泌量も少なくなるからです。

生理中はさまざまな体の不調が起きるものですから、生理中でも「まだ胸が腫れている」と感じる人もいるかもしれません。

しかしこのような場合であっても、生理が終わったころには胸の張りも落ち着いているでしょう。

このため、このような流れとサイクルを描いているのであれば、基本的には「月経前の胸の腫れ」は気にしなくてもよいものだといえます。

痛みがひどい場合は対策も必要

「痛みがひどすぎて、日常生活に支障を感じる」という場合は、対策が必要です

自分で家で出来る対策としては、「胸の張りや腫れをもたらすリスク要因を避けること」が挙げられるでしょう。

たとえば、塩辛いものや刺激物を避けるなどです。また、適度に運動を行うことも有用です。

冷やしたり温めたりすることで症状が軽くなることもあります。

根本的な解決策にはなりませんが、自分に合ったブラジャーを選んで着用することで胸の動きを制御し、痛みが強く出ないようにフォローすることもできます。

ただ、月経前に起こる症状というのは個々人で異なるものです。

PMS(月経前症候群)という言葉は多くの人が耳にしたことがあると思われますが、月経前に起こる不快な体の変化が、非常に大きい人もいます。

このような人の場合は、胸が張るだけでなく強烈な痛みやかゆみとなって襲ってくることがあります。

月経前に起こる胸の痛みに対しては、病院側で鎮痛剤を処方することもあります。

月経前の症状は基本的には自然なものではあるのですが、痛みを抑える薬を飲むことで快適な日常生活をサポートしようとするわけです。

痛みを我慢することは決してよいことではありません。

必要と判断されたのであれば、病院に足を運んで薬を処方してもらいましょう。

しかし、薬は厳密に服用量が定められています

これを逸脱しないようにしなければなりません。

胸の張りがしこりを伴う場合~乳がんについて

「生理前におきる胸の痛み」は、程度の差こそあれ、病的なものではないと判断するのが一般的です。

時間がくれば収まるのが基本ですし、それほど心配はいりません。

もちろん痛みが強い場合は病院に行く必要がありますが、それほど神経質になる必要はないでしょう。

しかし、「しこり」がある場合は別です

しこりを伴う張りが出た場合は、できるだけ早い段階で病院に行かなければなりません。

乳がんの可能性ができないからです。

発生率と予後について

乳がんは、男性にも起こり得るものでが、極めてまれです。

乳がんの発生確率は、女性:男性=99:1くらいの割合です。

つまり、乳がんは女性の病気だといえます。

乳がんは、女性がかかるがんのなかでもっとも多いものです。

年によって異なりますが、女性のがん全体の20パーセントを占めている年もあり、非常にメジャーな病気だといえます。

罹患年齢は30歳~50歳前半までがもっとも多く、それ以降では少なくなります。

乳がんに限ったことではありませんが、早期発見は早期治療に繋がります

ただ、乳がんは比較的予後が悪くないがんとも言われています。

ガンの部位別10年相対生存率を見た場合、乳がんは79.3パーセントとなっています。

最も数値の悪い膵臓がんの場合は4.8パーセントであることを考えれば、かなり高い数字であることがわかります。

原因について

これまでで「エストロゲン(卵胞ホルモン)は女性にとってさまざまなメリットをもたらすホルモンである」としましたが、実は同時にリスクのあるホルモンでもあります。

エストロゲンの分泌量が多い人は乳がんを患う可能性が高いとされているのです。

このため初潮が早く閉経が遅かった人の場合は、そうではない人に比べて乳がんになる可能性が高いといえます。

セルフチェックと治療

乳がんは、比較的分かりやすい病気です。

自分の乳房を触ったときにしこりが見られるなどの症状が出ることが多いからです。

この段階で痛みを感じることはほとんどありませんが、しこりがあると分かった段階ですぐに病院に行けば、100パーセント近い確率で完治するといわれています。

治療は、患部の切除(乳房除去)や投薬治療、放射線治療などがよくとられます。

しこり=乳がん ではない!

「しこりを発見した場合、それは乳がんである可能性がある」としましたが、「しこりがあること=乳がんである」とまではいえません。

実のところ、胸にできる腫瘍のうちの80パーセント~90パーセントは、良性なのです。

良性のしこりの場合は特に治療も必要としないことが多く、経過観察という方法がよく選ばれます。

「しこりがあって、痛みもなく、かつ良性であること」が分かればそのまま放置してもあまり問題はありません。

しかし、しこりが非常に大きくなってきたり、痛みが出たりするのであれば加療対象となります

しこりの大きさによっては切開手術が必要となりますし、場合によっては乳房全体を取りのぞく必要が出てくる場合もあります。

痛みに対しては鎮痛剤を用いるのが一般的です。

「しこり」の難しさは、「良性のものか、それとも悪性のものかを見極めることができない」という点にあります。

全体の80パーセント以上が良性のものであるとしても、自分の胸にあるしこりが良性の腫瘍かそれとも乳がんなのかはわからないわけです。

また、乳がんではなくても、乳房の全摘出に至る腫瘍もあります。

このため、しこりが見つかった時点ですぐに病院に駆け込む必要があるのです。

胸の張りがもたらす痛みも、胸の中にできるしこりも、それが「問題がないものかどうか」を自分で判断することはできません。

不安なことがあるのならば、「長期休みに入ったらみてもらおう」「給料が出てからにしよう」などは考えず、できるかぎり速やかに病院の門を叩いてください。

その選択は、あなたを痛みから守り、また健やかな生活を送るための手助けとなるでしょう

Edited by

ラディアンヌ
ラディアンヌ
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