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胸の張りに加え、かゆみがある場合はどう考えたらいいの?

人間の体はホルモンの分泌、そしてそのバランスによってさまざまな影響を受けます。

今回はその影響の中の一つである「胸の張りとかゆみ」について取り上げます。

胸のかゆみが起きる原因について~乾燥によるもの

胸のかゆみが起きる原因はいくつかありますが、大きく下記の4つに分けられます。

  1. 乾燥
  2. 病気
  3. 生理
  4. 妊娠

対策すればすぐに改善できるものもあれば、そうでないものもあります。

それぞれの原因と対策について見ていきましょう。

胸のかゆみの原因1:乾燥

乾燥は病的なものではありませんから、基本的には心配する必要はありません。

乾燥による胸のかゆみは、基本的には保湿をしてあげることである程度解消します。

ただ湿度の低い季節の場合、いつもと同じようにケアをしていても肌にかさつきがみられることがあります。

かさついた肌はそれだけでかゆみが起きやすいものでもありますが、紫外線などの外的な刺激をダメージとしてとらえやすくもなります

それによって肌トラブルが引き起こされ、さらにかゆみが出る場合もあります。

「顔の皮ふはしっかりと保湿しているけれど、バストケアに対してはそれほど熱心ではない」という人もいるかもしれません。

しかし乾燥している季節は、保湿効果の高いバストケア用のクリームなどを利用することをおすすめします。

現在では「保湿」に重きをおいたバストケアクリームもよく出ています。

胸のかゆみの原因2:病気

乾燥が原因であれば保湿してあげるだけで改善できますが、加療対象となる胸のかゆみもあります。

そのなかでも代表的なものを2つ紹介します。

乳腺炎

乳腺炎は授乳期のお母さんによく起こる感染症のことをいいます。

授乳を初めて半月~3か月めくらいのときに起きやすい感染症ですが、それ以降に起きる場合もあります。

黄色ブドウ球菌などの細菌に感染して引き起こされることが多く、胸に不自然な張り(腫れ)、痛み、熱などが生じる可能性が高いものだといえます。

また、悪寒を伴うこともあります。

加えて、今回とりあげている胸のかゆみが起きる場合もあります

赤ちゃんの口から移った細菌によって起きるほか、乳管や母乳のつまりによっても引き起こされます。

また、サイズの小さすぎるブラジャーを付けていたり、強いストレスがかかっていたり、乳首に亀裂が入っていたり、同じ姿勢で授乳をし続けたりしていることで、乳腺炎を患うリスクが高くなります。

乳腺炎は、暖かいお湯につかったり、しっかり眠ったり、バストマッサージを行ったりすることである程度改善すると考えられています。

ただ、あまりにも症状が重い場合は、切開をともなう手術によって状況の改善を試みる場合もあります。

また、張りと痛みがひどい場合などは薬によって痛みを和らげる措置がとられることもあります。しかし授乳中に薬を飲むことになりますから、自己判断で薬を飲むことは危険です。

必ず医師に相談してから飲むようにしてください。

乳がん

乳がんは、非常にメジャーな病気です。

女性が罹患するがんのなかでは一番多く、警戒するべき病気だといえます。

「乳がん」といえば、多くの人が「しこり」をイメージするでしょう。

実際、乳がんの場合はしこりが乳房のなかに見られたために診察を受けて、乳がんであったと判断されるケースは比較的多いものです。

その意味では、自覚症状を持ちやすいがんだといえるでしょう。

もっとも、胸にできるしこりのうちの80パーセント以上は、良性の腫瘍だといわれていますので、しこり=乳がんということでもありません

しこり以外にも、乳がんであることを疑わせる要因があり、そのうちの一つがかゆみです。

乳がんの兆候として、かゆみが起きることがあるのです。

乳がんの治療方法としてもっとも有名なのは、「胸を切除する」というものです。

心理的な負担が非常に大きい方法ではありますが、乳がんの進行を下げたりリスクを下げたりするという意味では、これは非常に有効な方法です。

また、放射線による治療や薬による治療が取られる場合もあります。

胸のかゆみの原因3:生理

女性の体には、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が存在し、それぞれバランスを取り合いながら存在しています。

生理が終わった後にはエストロゲンの分泌量が増える「卵胞期」と呼ばれますが、この時期はエストロゲンの作用により肌も美しく整い、髪のツヤも増し、生き生きと過ごせます。

排卵が終わった後(次の生理の前)のプロゲステロンが優位になる期間は「黄体期」と呼ばれますが、この時期は体がむくんだり食欲が増したり、眠気が襲ってきたりという不調が起きがちです。

これは、エストロゲンとプロゲステロンの働きの違いによります。

エストロゲンは女性を女性らしい体つきにしたり魅力的にしたりするために使われますが、プロゲステロンは体を妊娠しやすくしたり妊娠を継続させたりするために働きます。

プロゲステロン(黄体ホルモン)のおかげで受精卵は健やかに過ごしやすくなるのですが、プロゲステロンのもたらす変化によって、水分が体にためこまれて胸が張る場合があります。

この時の胸の張りは、時に痛みやかゆみも伴います。

「普段は特に意識しないのに、生理前になると乳首がかゆくて仕方がない」という人がいますが、これはプロゲステロンの作用によるものなのです。

プロゲステロンが優位になったことで起きる、生理前の胸の張りや痛み、かゆみは基本的には警戒する必要がないものです。

これらは生理が来る、あるいは生理が終わればなくなるものです。

ホルモンバランスが変化して、プロゲステロン分泌量が減るからです。

しかし「生理前の症状が重く、不快すぎて日常生活が送りにくい」ということであれば、PMS(月経前症候群)の可能性もありますので、一度病院に行っておくべきでしょう。

特に、3か月以上その状態が続いているようであれば、安心のするためにも一度病院に行くべきです。

胸のかゆみの原因4:妊娠

プロゲステロンとエストロゲンのバランスによって、胸に張りや痛み・かゆみが起きるという事実は、「妊娠」とも非常に深い関係にあります。

妊娠をすると、プロゲステロンが大量に分泌されることになります。

もともとプロゲステロンは、妊娠を継続することに深く関わっているホルモンですから、出産直前まで非常に多くの量が分泌され続けることになります。

妊娠をしていないときはエストロゲンとバランスを保ちつつ卵胞期と黄体期でサイクルを描いていましたが、妊娠の初期にはプロゲステロンがエストロゲンよりも優位になり続けます。

このため、胸の張りや痛み・かゆみが出てくる可能性が高くなります。

普段に比べて痛みやかゆみ、張りが強く出ているのであれば、そして心当たりがあるのであれば、妊娠の可能性を考えてもよいでしょう。

胸の張りや痛み、かゆみは妊娠の初期症状としてよく知られています。

ただ、妊娠にせよ生理にせよ、それによって起きる体調の変化は個人差が大きいものです。

そのため、痛みやかゆみ、張りがいつも以上に出ていることが即「妊娠していること」に繋がるわけではありません。

妊娠をしているかどうかをきちんと判断するには、自覚症だけでなくきちんとした検査が必要です。

薬局でも妊娠検査薬が売られているのでそれを使うようにしてください。

一般的な妊娠検査薬は生理予定日1週間後から(つまり、本来生理が来るべき日に来なかった状態から1週間経ってから)検査が可能となりますが、現在は生理予定日当日に使えるものも出ています。

正しく使いさえすれば、判断精度も99パーセント以上と極めて高いので、安心して使うことができます。

「かゆみ」は「痛み」とは異なり、あまり問題にされることはありません。

ただ、「痛み」と同じくらい不快なものです。

場所が場所だけに人前で掻くこともできませんから、あまりにもひどい場合は一度病院にかかり、根本的に解決するべきでしょう

Edited by

ラディアンヌ
ラディアンヌ
妊娠・出産・子育て、ライフステージや加齢によってバストや体型が変化する女性が美しく年齢を重ねていくための育乳ブラや補正下着を専門に製造販売しているメーカーです。「味気ないデザイン」「価格が高い」といった従来の補正下着とは一線を画し、さらにご購入後にご利用頂ける3つの無料のアフターサービスをご用意し、誰もが気軽に育乳ブラや補正下着を楽しんで頂くことで、これからのボディステージを楽しんで欲しいと願っています。