ブラジャーを洗う頻度

そもそも、ブラジャーを洗う頻度はどのくらいが適当なのでしょうか？
冬場は汗もかかないから2、3日着用するという人や、洗い過ぎるとブラジャーが長持ちしないと思っている人もいるでしょう。 しかし、それは間違い…反対にブラジャーの劣化を早めてしまいます。

ブラジャーは直接肌に触れるものですから、汗をかきにくい冬場でも皮脂は付着します。 また、近年は暖房の入った室内で過ごすことが多いため、冬でも意外と汗はかきます。 汗、皮脂、ボディ化粧品などが残っていると変色や劣化の原因になりますので、着用したあとはその日のうちにお洗濯しましょう。

ブラジャーの洗い方

まずはブラジャーの洗濯表示を確認しましょう。ラディアンヌでは基本的に手洗いを推奨しています。

また、洗濯表示に中性と示されている場合は、おしゃれ着洗いなどの中性洗剤を使用します。 ブラジャーの汚れのほとんどが皮脂膜（毛穴から押し出された皮脂が汗と混じり皮脂膜となる）なので、その成分の多くは中性脂肪と脂肪酸。 中性洗剤で十分に汚れを落とすことができます。

レースや生地に引っかかる恐れがあるため、ホックなどの金具は必ず留めておきます。

カップ内側にパッドがあるものは予め取り外し、分けて洗います。

大きめの洗面器や洗面台にぬるま湯を入れ、適量の洗剤を入れてよく溶かします。

両手でストラップの付け根を持ち、軽く振るように、振り洗いします。 特にワイヤー入りのブラジャーは押し洗いやもみ洗い、つかみ洗いをするとワイヤーが生地を破って飛び出す原因になります。 また、縫い目のないブラジャーはカップの形が崩れる恐れがあるので、優しく振り洗いしてください。

取り外したパッドは優しく押し洗いします。

最後に、新しくぬるま湯を入れて、洗剤が残らないようにしっかりとすすぎます。 洗剤が残っていると黄ばみや生地が痛む原因になってしまいます。

ブラジャーの干し方

ブラジャーを洗い終えたら、すぐに干します。 お洗濯から干すまでの時間が長いと、色移りやしわの原因になりますので、洗ったらすぐに干します。

乾燥機や脱水機の使用はブラジャーの型崩れや破損の原因になりますので使用はできません。 乾いたタオルで軽く押させて水分をとります。

次に、カップの形を整えます。 カップ裏側の中心から外側に向かって、引っ張るように丸く形を整えていきます。 濡れているうちに行うことで、ブラジャーの型崩れを防ぎます。

ストラップの形も整えます。

ブラジャーを下向きにして、左右のカップの中心辺りの二箇所を洗濯バサミで留めて干します。

左右のカップの真ん中で二つ折りにし、ハンガーにかけて干しても構いません。

濡れた状態は水分を含み重くなっているので、一箇所でとめたり、ストラップをかける干し方は型崩れの原因になりますので避けましょう。

また、日光や紫外線は黄ばみや素材を痛める原因になります。 風通しの良い日陰、もしくは室内に干してください、室内でも日光が差し込むところは避けましょう。


お気に入りのブラジャーを長持ちさせるためにはお洗濯方法が大切です。 丁寧に洗ったあとは、形を整え、風通しの良い日陰でしっかり乾かしましょう。

洗濯機を使いたい？

そうは言っても、毎日ブラジャーだけ手洗いすることはとても手間がかかります。 みなさま、家事に育児にお仕事に大変お忙しくいらっしゃるかと思います。

そこで、ラディアンヌでは「ブラジャー専用洗濯ネット」をご用意しました。

もちろん、優しく手洗いしていただくことがベストです。
そのまま洗濯機に入れるくらいなら、せめてこちらの「ブラジャー専用洗濯ネット」をお使い下さいませ。