
ホックの段数は、カップサイズを表す数字ではありません
「3段ホックはEカップだけの商品ですか」というご質問をいただくことがあります。答えは、いいえです。段数とカップサイズのあいだに、決まった対応関係はありません。
段数が多いほど「大きいサイズ向け」だと誤解されがちですが、実際は違う理由で決まっています。この記事では、段数が本当は何を表しているのかを整理します。
段数が示しているのは「調整幅」です
ホックの段数は、アンダーをどれだけ調整できるかの幅を表しています。1段につき、だいたい2cm前後の調整ができます。段数が多いほど、体型の変化や生地の伸びに合わせて締め直せる余地が大きくなります。
「初めて五段ホックを使いました」「急いでいるときは前で留めてから回しています」というレビューがあります。段数が多い商品ほど、留めるコツが必要になる面もあるようです。
一方で、「五段ホックなので背中の肉もカバーして、脇肉から持ち上げてくれる」という声もあります。段数が多い商品は、調整幅の広さとあわせて、脇や背中を覆う面積も広い設計になっていることが多いため、こうした実感につながっているようです。
ラディアンヌの段数を並べてみました
| 商品 | 段数 |
|---|---|
| リフトアップロータスフラワー | 4段 |
| 脇肉カップインブラ | 4段 |
| コネクトバストブラ ドラマティックレース | 5段 |
| フィットインブラ | 4段 |
| エアルフレ | 3段(4列) |
| クラッシィワイヤレスブラ | 4段 |
※ 商品ページの仕様欄より。列数(横方向のホックの数)とあわせて記載しています。
「初めて五段ホックを使いました」という声からもわかるように、段数が多い商品を初めて使う方は、留め方に少し慣れが必要です。迷ったときは、いちばん上(きつい側)から順に留めるのではなく、体に対してまっすぐになる段を先に見つけてから、上下を合わせていくと迷いにくくなります。
なぜ商品によって段数が違うのか
段数は、その商品がどれだけ「補正の強さ」を想定しているかにも関わっています。脇や背中のお肉を集める補正力が強い設計ほど、アンダーへの負荷も大きくなるため、調整幅を広く取る必要があります。エアルフレのように「補正ブラ未満」を明言している商品は、段数も控えめです。
段数が多いほど良いわけではない
段数が多いほど、留めるのに時間がかかります。体型が安定している方にとっては、3段でも4段でも実用上の差は小さいことが多いです。急いでいるときは前で留めてから回す、という工夫をしている方もいます。
段数を見て選ぶ必要はありません。まず測って、自分のサイズがある商品を選ぶのが先です。段数はそのあとに、調整のしやすさとして効いてきます。体型の変化が予想される方(産後・季節による増減がある方など)は、段数の多い商品を選んでおくと、買い替えの頻度を減らせることがあります。逆に体型が安定している方は、段数の少なさを気にする必要はありません。

延長ホックという選択肢
「無料のアフターサービスで、延長ホック、ブラパッドも頂けると書いてありましたが、そちらも合わせてお願いできますでしょうか」というお問い合わせを、よくいただきます。延長ホックは、横に3列、約5cmほどアンダーを伸ばせるパーツです。ホックの間隔は約1.5cmで、ラディアンヌのブラをご購入の方は、90日以内・ブラ1点につき1つまで無料でお付けできます。
「サイズ交換したものが今日届きましたが、延長ホックはまだですが、とりあえず今回のサイズは入りましたがカップがまだ少し小さかったです」という声や、「昨日はEFサイズのみ延長ホックをお願いしましたが、CDサイズのアンダーがきつくなったときのために、CDサイズの延長ホックの送付もお願いできませんでしょうか」という声があります。体型の変化を見越して、あらかじめ延長ホックを手元に用意しておく方もいます。
ここで注意したいのは、延長ホックの段数は、ブラ本体と同じである必要があるという点です。本体側の留め位置(横の列数)は商品によって異なるため、「後ろから2番目」のように数で伝えるのではなく、ゆるい側・きつい側という表現で伝えていただくのが確実です。段数そのものを増やすことはできませんが、アンダーの調整幅を広げることはできる、という理解が近道です。
まとめ
- ホックの段数はカップサイズではなく、調整できる幅を表しています
- ラディアンヌの商品は3〜5段。商品ごとに違います。どれが優れているというものではありません
- 段数は、その商品が想定する補正の強さとも関係しています
- 段数の多さで選ぶのではなく、まず自分のサイズがあるかを確認してください
- アンダーがきつくなったときは、延長ホック(90日以内・1点につき1つ無料)も選択肢です