朝の窓辺に置かれた木製のハンガーと、空のチェスト

違うのは呼び方ではなく、肩まわりです

「ブラキャミとブラトップは、何が違うのですか」。そうお尋ねいただくことがあります。先に、この記事でいちばんお伝えしたいことを書きます。呼び方のほうに決まった定義はなく、実際に効いてくるのは、肩紐を調節できるかどうかと、襟ぐりから見えるかどうかの2つです。

どちらが上ということもありません。持っている服のほうから決めると、迷う時間がぐっと短くなります。

「タンクとキャミ、どちらがいいですか」というご相談

レビューとお問い合わせには、同じ形の話が何度も出てきます。タンクトップ型は気に入っているけれど、Tシャツの襟ぐりから肩紐が出てしまう。反対に、キャミソール型は背中の縫い目が当たるので替えたい。

「タンクトップタイプを愛用していますが、襟元から見えてしまうことがあるので、キャミソールタイプも購入してみました」という声があります。別の方からは「背中側の縫い目が当たる部分が痒くなるので、タンクトップタイプに交換を」というご連絡をいただきました。

交換のご依頼は、どちらの方向にも来ます。片方が出来のよい型で、もう片方が劣化版、という関係ではありません。お手持ちの1枚は、どの服の下で着ていますか。

呼び分けに、決まった定義はありません

ブラキャミ、ブラトップ、カップ付きインナー。呼び方はいくつもありますが、どこからがどちらという共通の線引きはありません。肩紐の細いものをブラキャミ、と大まかに呼び分ける場面もありますが、決まりではないのでお店ごとに揺れます。

うちも例外ではありません。商品につけている検索用のタグを見ると、オールインワンブラトップシリーズの商品は「ブラトップ」と「ブラキャミ」の両方に入っています。売っている側も呼び分けていない、ということです。

ですから、呼び方から入ると決まりません。見るところは実物のほうにあります。

実際に違うのは、肩まわりです

ラディアンヌのオールインワンブラトップには、タンクトップ型とキャミソール型があります。カップも生地も同じで、違うのは肩紐だけです。

タンクトップ型 キャミソール型
肩紐の長さ 調整できない仕様 アジャスターで調節できる
肩紐の幅 広い 細い
調整の金具 なし 身ごろの前側

カスタマーサービスでも、この2点の違いとしてご案内しています。金具が前にあることには、着たまま直せて助かるというお声と、残念だというお声が、どちらも届いています。好みが割れるところなので、隠さずに書いておきます。

肩紐の当たり方も変わります。幅の広いタンクトップ型が楽だという方もいれば、キャミソール型のほうが肩が凝らないという方もいます。当たる場所が違うだけです。

服のほうから決めると、迷わなくなります

選ぶ順番は、体からではなく服からのほうが早く決まります。

襟ぐりの開いた服を着る日

Tシャツ、カットソー、Vネック。襟の開き方によっては、幅の広い肩紐が外から見えます。両方をお持ちの方は、ほぼ同じことを書いておられます。襟ぐりが開いている日はキャミソール型、詰まっている日はタンクトップ型。「夏はキャミ、冬はタンクで使い分けようと思います」という声もありました。制服やシャツの下でも、同じ理由でキャミソール型が選ばれています。

肩紐の位置が、どうしても合わない日

肩紐が長く感じる、逆に短く感じる。サイズを上げ下げしても解決しないことがあります。長さそのものを変えられるのは、アジャスターのあるキャミソール型だけです。

見えてもいい服の下に着る日

シアートップスやカーディガンから、わざと覗かせる着方です。リブ生地は見えても下着に見えにくい、という声が繰り返し出てきます。ただし、白い服の下は別の話です。オフホワイトはカップに透け感があると商品ページに明記しています。白の下ならグレージュが向いています。

→ 色と襟の選び方はブラトップ一枚で出かける日|襟と色と生地の選び方に書いています。

汗ばむ日と、寒い日

生地の厚みは、型よりも季節に効きます。リブ生地は秋冬には暖かい一方、「夏は暑い」「洗濯しても乾きにくい」というお声が、夏のレビューに繰り返し出てきます。暑くて着られない一枚は引き出しに戻るだけなので、替えるなら型より生地です。

ラディアンヌの商品で言うと

判断材料を、そのまま仕様に当てはめます。

タンク型とキャミ型を、同じページで選べます

オールインワンブラトップ リブフィットタンク リブフィットキャミソール。カラー欄が「タンク-ブラック」「キャミ-ブラック」のように分かれていて、1ページの中でどちらの型も選べます。ワイヤーもホックもないので、かぶって着ます。パッドは固定型で左右がつながっているため、洗濯機に入れても位置が入れ替わりません。リブ生地、S〜XXL(3L)、2つの型に各5色です。

リブフィットタンク/リブフィットキャミソールを見る

汗ばむ時期に、インナーとして着るなら

オールインワンブラトップ ドライキャミソール。吸汗速乾の薄手生地で、ワイヤーはなく、S〜XXL(3L)、2色です。汗ばむ時期のインナー中心ならドライ、見せる着方もするならリブフィット。商品ページにも、そう書いてあります。

ドライキャミソールを見る

タンク型で、首元の詰まりが苦手なら

オールインワンブラトップ リブスクエアネック。タンクトップ型ですが、襟ぐりが四角く開いています。肩紐の長さは調節できない代わりに幅が広く、首元の詰まり方が違います。S〜3L、2色です。

リブスクエアネックを見る

カップ付きインナーでは足りない日のこと

カップ付きインナーは、ブラジャーの役目を全部引き受けるものではありません。「これ一枚で外出は厳しいので、家着にします」というお声が実際に届いています。バストのボリュームがある方からは、物足りないというお声も一定数あります。

カップのボリュームだけが理由なら、無料のブラパッドで調節できます(ご注文から90日以内・対象商品1点につき1つ)。パッドポケットがなくても対象です。

→ パッドの役割はブラパッドは何のために入っているのかにあります。

出かける日はブラジャーに戻す、という持ち替えを前提にすると、どちらも無理をしなくてすみます。使い分けは、ブラトップは物足りない、でもブラは重い日にという記事にあります。

ブラジャー側に戻るなら、サイズの数字から始まります。最後にアンダーを測ったのは、いつでしたか。ラディアンヌは測り方が独特で、他所で出た数値がそのままでは使えません。測るのは2か所、ご自宅でメジャー1本、1分ほどです。

ブラサイズの測り方と自動計算を見る

まとめ

  • ブラキャミとブラトップに、共通の定義はありません。うちのタグでも同じ商品が両方に入っています
  • 2つの型で違うのは肩紐だけ。タンクトップ型は長さを調整できない仕様、キャミソール型はアジャスターで調節できます
  • 調整の金具は身ごろの前側。着たまま直せて助かるという声と、残念だという声の両方があります
  • 襟ぐりの開いた服の日はキャミソール型、詰まった服の日はタンクトップ型
  • 白いトップスの下では、オフホワイトはカップに透け感があります。検証してあるのはグレージュです
  • リブ生地は夏に暑い、乾きにくいという声が繰り返し出ます。替えるのは型ではなく生地です
  • カップ付きインナーは、ブラジャーの役目を全部引き受けるものではありません。足りない日があるのは、そういう設計だからです