部屋の壁に立てかけられた丸めたヨガマットと水のボトル

骨盤ベルトは、何のために着けるものなのか

骨盤ベルトを着ければ体型が変わる。そう聞いたことはありませんか。同じご質問をいただきます。ここでは、設計上の目的を正直にお伝えします。過度な期待をせず、正しく使っていただくために大切な内容です。

目的は「支える」ことです

骨盤ベルトは、骨盤まわりを支えることを目的に設計しています。体を変える道具ではなく、着けている間の姿勢を支える道具です。この前提を知っておくことで、より満足して使っていただけます。

「骨盤に合わせて巻くのかと思っていたが、ウエストから下に下げていくと、とてもスムーズに骨盤にフィットした」という声があります。位置を間違えると、支える力もうまく伝わりません。

正しい位置

ウエストではなく、骨盤の少し下に巻きます。骨盤ベルトの正しい着用方法を確認しながら位置を合わせると、しっかりフィットしやすくなります。おへその下、腰骨の出っ張りのすぐ下あたりが目安です。最初は位置がわかりにくいかもしれませんが、慣れてくると自然と正しい位置がわかるようになります。

骨盤マーメイドベルトを見る

「きつい」と感じたら、まず下げてみてください

位置が合っているかどうかは、締め付けの感じ方ではっきり分かります。

「産後に購入しました。ホックを閉めているときはキツくて心配でしたが、下にズラしたら程よい締めつけ具合で良かったです。いろんな骨盤ベルトを試しましたが、ベルト式のものはずり上がりやすいなか、このベルトはズレずにちゃんといてくれます」

この方は、留めた位置ではきつく、下げたらちょうど良くなっています。骨盤ベルトを留めるときは、いったんウエスト寄りで留めてから、下へずらして位置を合わせるほうが、無理なく着けられます。最初から目的の位置で留めようとすると、きつく感じやすくなります。

逆に、着けているうちに上へ上がってくる場合は、位置が高すぎるか、サイズが大きい可能性があります。ずり上がったまま使っていると、支える位置がずれるだけでなく、お腹側が苦しくなります。

「動きながら穿くのはズレてくるので、やっぱり寝るときだけです」という声もあります。

このように、使う場面を限定するという解決の仕方もあります。日中の活動時にどうしてもずれてしまう場合、無理に一日中着けるより、就寝時など動きの少ない時間に絞るほうが、結果的に続けやすくなります。

「ズレる」「苦しい」「面倒」への回答

骨盤マーメイドベルトの実物写真

骨盤マーメイドベルトの商品ページには、開発の経緯として次のように書かれています。

従来の骨盤ベルトの「ズレる」「苦しい」「面倒」という3つの問題点から着用し続けることが難しく、骨盤ケアが長続きしないという相談が多く寄せられていた。そこで開発されたのがこの商品で、「ずれない」「苦しくない」二重ベルトの設計にしている。二重構造にすることで、1本のベルトでは実現しにくかった安定感と快適さの両立を目指した。

この3つの問題点は、骨盤ベルト全般に共通する弱点として、会社自身が認めているものです。「なぜ今までのベルトが続かなかったのか」に心当たりがある方は、この3点のどれかに当てはまっていた可能性があります。過去に挫折した経験があっても、それはご自身の問題ではなかったのかもしれません。

位置を間違えたときの声

「最初、骨盤に合わせて巻くのかと思い、サイズが合わない?と焦った」という声があります。骨盤ベルトは、ウエストベルトと違って巻く位置そのものにコツが必要な作りです。サイズが合わないと感じたときは、サイズ表記を疑う前に、まず巻く位置を確認してみると分かります。しっかり骨盤が締まり、腰が楽になったという実感も、正しい位置に巻けたときに得られやすいものです。位置さえ合えば、多くの不満は解消されます。

どんな場面で使われているか

「産後の骨盤ケアで購入した。他社でマジックテープの骨盤ベルトを使っていたが、テープの粘着が弱くなり2ヶ月経たずして交換していた」という声や、「最近股関節が抜けるような痛みがたまに発生していたので、骨盤を固定するために試しに購入した」という声があります。使う理由も場面も方によってさまざまですが、共通しているのは「支えを感じたい」というニーズです。マジックテープ式との違いとしては、ホック式は留め直しが多少手間ですが、粘着力の劣化による緩みが起きにくいという特徴があります。長く使い続けることを考えると、この耐久性の違いは軽視できないポイントです。

日中と就寝時、どちらで使うか

骨盤ベルトは、日中の活動時に使う方も、就寝時に使う方もいます。日中は動きが多いため、ずれにくさを重視した締め方が向いており、就寝時は長時間つけ続けることになるため、締めすぎない着け心地が重要になります。同じ商品でも、使う時間帯によって、ちょうどいい締め方は変わります。まずは短い時間から試して、ご自身の生活リズムに合う使い方を見つけてください。

サイズの選び方

骨盤ベルトのサイズは、ウエストではなくヒップまわりの実寸を基準に選びます。巻く位置が骨盤の下であるため、ヒップの数値のほうが実際のフィット感に近いためです。数値だけで判断せず、実際に巻いてみて、指1〜2本が入るくらいの余裕を目安に調整してください。きつすぎると長時間の着用がつらくなり、ゆるすぎると支える力が伝わりません。

できないこと

骨盤の歪みを治す・体型を変えるという効果は保証できません。着けている間、支えることを目的とした設計です。この前提を理解したうえで使っていただくことが、長く満足していただくことにつながります。

まとめ

  • 骨盤ベルトの目的は骨盤まわりを支えることです
  • ウエストではなく、骨盤の少し下に巻きます
  • 「ズレる」「苦しい」「面倒」は骨盤ベルト全般の弱点として会社も認識しています
  • 「サイズが合わない」と感じたら、まず巻く位置を確認してください
  • 体型を変える効果は保証できません。支える道具として、無理なく続けてください